ペットが亡くなった後、火葬する人は約76%⁉
2020.11.25 ペット供養目次
ペットの火葬・葬儀ができる霊園検索サイト“メモリアルなび”が、犬もしくは猫を亡くした経験のある方111人にアンケート調査を実施。
ペットの火葬・葬儀ができる霊園検索サイトWebサイト“メモリアルなび”(運営会社:イオンペット株式会社)では、犬もしくは猫を亡くした経験のある方111人にアンケート調査を実施しました。
ペット霊園をご存じでしょうか。ペットが亡くなった際に、火葬して供養をしてくれるペット専用の霊園です。最近では、いろいろなところで耳にする機会も多いので、ご存じの方も多いと思います。
今回は、ペットが亡くなった際の供養の方法について聞いてみました。
まずは、今回アンケートにお答えいただいた方の飼っているペット(犬、猫)の割合です。
アンケート回答者: 犬もしくは猫を亡くした経験のある方111人(全国)
アンケート回答期間: 2020/11/4
※すべての回答の平均ではなく回答が有効なものの平均となります。
■ペットが亡くなった際に問い合わせたところは?
設問:ペットが亡くなった時、どうしたらいいか最初に問い合わせをしたところはどこでしょうか?
「かかりつけの動物病院」「インターネット検索」が一番多くそれぞれ24.3%、次いで、「特にない」が17.1%、「霊園」が16.2%という結果になりました。
次は、ペットの供養について紹介します。
■亡くなったペットの供養の方法
設問:飼っていたペットが亡くなったときどのような方法で供養しましたか?
「ペット霊園で火葬した」が61.3%、次いで「移動火葬車で火葬した」「自宅の庭に埋葬した」がそれぞれ14.4%という結果になりました。
「ペット霊園で火葬した」「移動火葬車で火葬した」を合わせると75.7%となり、7割以上がペットが亡くなった後、火葬しているようです。もはや、ペットの火葬は一般的になったと言えるでしょう。
そうした供養を行った理由については以下の通りとなります。
ペット霊園で火葬した方の理由
- それが一番良い供養だと思ったから。
- 大切な家族なので。
- お骨を家に連れて帰りたかったし、きちんと供養してあげたかったので。
- 今まで見送った猫たちと同じ方法だから。
- 以前飼っていたペット達も同じ霊園で火葬したことがあったので。
- 今まで見送った猫たちと同じ方法だから。
- 人間と同じように供養したかった。
- 長期間家族として接していたから。
- 前に亡くなった時にもそうしたから。
- 人間と同じようにしたかったから。
- 家族の一員なのでしっかりした方法で見送りたいと思ったからです。生前の早い段階からペット霊園と決めていました。
- 丁重に弔いたかった。
- 家族の一員としてそれなりの供養をしたかったから。
移動火葬車で火葬した方の理由
- 海洋散骨してくれる会社を探していて、そこが移動火葬だったから。
- 目の前で火葬してくれた方が安心だから。
- たまたま動物病院から貰ったパンフレットで火葬車があって金額も安かったため。
- 数か月前に知人が利用したと聞いて。
- 急だったので。
- 今まで亡くなった子もみんなそこにお願いしてので。
自治体へ持ち込んだ方の理由
- 動物病院で紹介してくれた寺院は費用がかかりそうだったので使わなかった。
- コロナウィルスが蔓延していて、いつもの霊園が休みだったから。
- 一応、決められているし、民間よりも費用が安かったから。
- ペット専門の葬儀屋も儲け主義で嫌なので、自治体で火葬してもらい骨を持ち帰った。
- 安心だから。
自宅の庭に埋葬した
- 費用が掛からないので。
- いつでも見れるように 近いところがいいと思ったので。
- 自然に返したかった。
- 庭が広いから。
- 昔買っていた犬が亡くなったときペット専用のお墓に埋葬したが、不便な場所だったので、だんだん疎遠になってしまった。その後は自宅の庭に埋葬して、毎日お線香やお花をあげている。
- 庭にペットを土葬する場所が設けてあり、代々、埋めていたから。
- いつも一緒にいたいから。
よく読んでみると、火葬経験がある方を除き、それぞれの供養をした方にはある程度の傾向が見られます。
ペット霊園で火葬した方:人間と同じように丁寧に供養してあげたい。
移動火葬車で火葬した方:費用が安く目の前で火葬してくれるから。
自治体へ持ち込んだ方:費用が安くて安心だから。
自宅の庭に埋葬した方:近くていつも一緒にいたいから。
飼い主の方には、それぞれの思いがあるようです。
次は、一番多かった「ペット霊園」についてどこで知ったかを聞いてみました。
■ペット霊園をどこで知ったか?
設問:そのペット霊園についてどこで知りましたか?
「インターネットで探した」が66.2%、次いで、「知人や家族に聞いた」が16.2%、「自治体へ問い合わせた」が5.9%という結果になりました。
ほとんどの方がインターネットで検索しているようです。
また、火葬したペット霊園に決めた理由を聞いてみると以下のような回答となりました。
ペット霊園を決めた理由
- 1匹目も、2匹目も火葬したのできちんと火葬してあげたかった。
- 実際に見学して良さそうだったから。
- お世話になったので、ちゃんとしてやりたかった。
- 人間と同じく納骨出来ていつでも供養に来れるから。
- 今まで何匹も同じ場所で送っているから。
- 近場にあったから。
- 家から近いしちゃんと丁寧に火葬してくれそうだったから。
- かかりつけ医の紹介、車で行ける距離、高すぎない料金の3点です
- 自宅から近いし綺麗だから
- 立派な施設だったから。
- 遺骨を返してくれるので。
- 動物病院で紹介されたから。
- 前に飼ってた犬もそこで火葬したから。
- 良心的な対応だったから。
- 知人の勧め。
- 以前に利用経験があったため。
- 我が家の愛犬の火葬をずっとお願いしているから。
- ネットのレビューで、とても親切で丁寧だった、という書き込みを多く見たので。
- コロナ禍で直接対応してくれるところが少なかったが、ようやく見つかり、自宅からのアクセスも大丈夫な場所だったので。
- 口コミ情報が良かったから。
- 近所の人から良い評判を聞いていたから。
次は、ペット霊園を選ぶ時に重要視することを聞いてみました。
■ペット霊園を選ぶ時に重視すること
設問:ペット霊園を選ぶ時に重要視することをお答えください。ペット霊園を利用していない方はもし利用する場合のケースでお考えください。
「料金」が55.0%、次いで「霊園の場所が近いところ」が48.6%、「サービス(プラン)の内容」が42.3%という結果になりました。
皆さんなら何を重視しますか。
次は、ペットが亡くなった際に、一番知りたいことが何かを紹介します。
■ペットが亡くなった際に一番知りたいこと
設問:ペットが亡くなってから火葬になるまでで、一番知りたい情報は以下のどれでしょうか。もし火葬を行ったことがない場合は、火葬を行うと仮定した場合でお答えください。
「料金」が37.8%、次いで「サービス(プラン)内容」が20.7%、「ペット霊園で行う一連の流れ」が18.9%という結果となりました。
料金以外では、どんなことをしてくれるのかが知りたいようです。
最後に、ペットが存命中に供養方法を決めていたかどうかを聞いてみました。
■供養方法を決めたタイミング
設問:ペットが存命しているうちに供養方法は決めていましたか?
「決めていた」が56.8%、「決めていなかった」が43.3%という結果になりました。
この結果を見ると、最近では、半数以上の方が、ペットが亡くなる前から供養方法を決めているようです。
■まとめ
今回は、ペットの供養に関することを聞いてみました。
最近では、多くの方が、ペットが亡くなった後、火葬を行って供養しているようで、すでにペットの火葬は一般的になっていると言えるでしょう。
さらには、ペットが亡くなる前から供養方法を決めている方も半数以上いるなど、ペットを家族同然に飼われている方が多いことが伝わってきました。
ペットも人間同様に供養してあげたいと思うのは、私だけではないようです。
運営会社:イオンライフ株式会社
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