在宅勤務でペットとの生活に変化はあったか⁉
2020.9.3 ペットコラム目次
ペットの火葬・葬儀ができる霊園検索サイト“イオンのペット葬”が犬を飼っている方111人にアンケート調査を実施。
コロナ禍の緊急事態宣言で在宅勤務を経験された方も多いと思います。今でも在宅勤務を続けている方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、在宅勤務でペットとの生活に変化があったかどうかを調査してみました。
まずは、今回アンケートにお答えいただいた方の飼っている犬の頭数を紹介します。
アンケート回答者: 犬を飼っている方111人(全国)
アンケート回答期間: 2020/08/19
※すべての回答の平均ではなく回答が有効なものの平均となります。
在宅勤務によるペットの変化
設問:あなたが在宅勤務に切り替わった際、ペットに変化はありましたか?
「特に変化はなかった」が一番多く37.3%、次いで、「以前より甘えるようになった」が33.6%、「在宅していることを気にしているように見えた」が31.8%という結果となりました。
約60%以上の方が、ペットに何らかの変化があったと答えています。
なかには、在宅勤務でいつも一緒にたため、「留守番ができなくなった」という方もいるようです。
在宅勤務による飼い主とペットの変化
設問:あなたとペットの生活は、在宅勤務でどのように変化しましたか?
「ペットの世話をする時間が増えた」が60%、次いで「ペットと一緒の時間が増えて癒されていると感じた」が46.4%、「家族やペットのために自身の感染に気を付けるようになった」が29.1%という結果となりました。
次は、ペットの散歩について紹介します。
ペットの散歩は増えたか、減ったか?
設問:あなたはペットとの散歩はどうしていましたか(いますか)?
「緊急事態宣言以前と変わらない」が46.4%、次いで、「緊急事態宣言以前よりも減らした」が23.6%、「緊急事態宣言以前よりも増えた」が19.1%、「ほとんど行かなかった」が10.0%という結果になりました。
それぞれの理由を聞いてみると以下のような回答となりました。
緊急事態宣言以前と変わらない
- 変える必要性を感じなかったから。
- 散歩中に人と会うことはそれほどないため。
- なるべく変化を与えたくなかったから。
- 散歩のルートが密な場所ではないから。
- 家にこもってストレスをためるより、コロナ対策をした上で散歩をした方が良いと思ったから。
- 特に外では感染リスクが少ないと感じたから。
- 犬の散歩でのコロナの感染リスクはとても低いと思っているので全く気にしていなかった。
- 犬の生活を規則的にして健康を維持するため。
- 近所を散歩するだけで密状態になるわけでもないから。
- もともと人のいない地域に住んでいるから。
- 自身の生活がそこまで変化しなかったことや郊外で人が多くいないので気を使わずに散歩ができたため。
- 犬の健康維持のため。
- 早朝に散歩に行くので人との交流はほとんどないから。
緊急事態宣言以前よりも減らした
- コロナに感染するのを避けたいから。
- コロナが怖いのと、暑さに弱いから。
- 感染が怖かった。
- 外出規制による影響で外出を減らしたため。
- 体が弱りました
- 人混みを避けるため。感染予防のため。
- 密を避けるため。
- 自分自身が外へ出かけることが億劫になったため。
- コロナで自粛する雰囲気が周りでも多かったので。
緊急事態宣言以前よりも増えた
- 通勤に時間がとられなくなったため、散歩の回数と時間が増えたから。
- 時間ができ運動不足の解消になるから。
- 普段はなかなか行けなかったが仕事の合間を見て連れて行ってあげようという気持ちが大きくなった。
- 以前は家族が散歩に行ってくれていましたが、自宅にいる時間が増えたので、わたしが散歩に行く頻度が増えた。
- 太らないようにしたいと思ったから。
- ちょうど夏になり、昼間の散歩はきついことから、早朝や夜に何回か分けて散歩するようににったから。
- 運動不足解消のため。
- 通勤時間がなくなり、余裕ができたから。
- 散歩に行きたいと甘えてくるようになり、可愛さあまってついつい連れて行くようになった。
ほとんど行かなかった
- 外出して人に会うのが怖いから。
- 老犬なので、あまり散歩しなくても大丈夫なため。
- 外出を控えようと考えていたから。
- コロナもそうだが、熱中症も怖いため。
- 感染が恐かった。
- 全般的に外出を控えているので。
次は、上記の回答で「ほとんど行かなかった」「緊急事態宣言以前よりも減らした」と回答した方にお聞きしました。
ペットの食欲の変化
(「ほとんど行かなかった」「緊急事態宣言以前よりも減らした」と回答した方)
設問:ペットの食欲は変わりましたか?
「あまり変わらない」が67.6%、次いで「食欲は減った」が24.3%、「食欲が増えた」が8.1%という結果になりました。
次は、コロナ禍でペットに対して気をつけていることを紹介します。
ペットに対して気を付けていること
設問:コロナ禍でのペットとの暮らしで、ペットに対して気をつけていることは何ですか?
「散歩の際に人に触らせないようにしている」が45.5%、次いで「散歩の際に散歩仲間で集まらないようにしている」が44.5%、「家の中での消毒や換気などを今まで以上に気をつけている」が42.7%という結果となりました。
主に人との接触や消毒に気を使っていることがわかります。
最後に、コロナ禍でのペットとの暮らしの変化について聞いてみました。
コロナによる暮らしの変化
設問:コロナ禍を通して、ペットとの暮らしが今までと変わりましたか?変わっていくと思いますか?
「変わらない/変わらないと思う」が46.4%、「変わった/変わっていくと思う」が40.9%、「変わったと思うが終息すれば元に戻っていくと思う」が12.7%という結果となりました。
それぞれの理由については以下の通りです。
変わらない/変わらないと思う
- 変える必要性はないと思う。
- 感染に気をつけて、なるべくいつもの通りの生活を心がけている。
- 外で飼ってるため、そこまでの変化はない。
- 見のまわりで、特に大きな変化がなかったから。
- 犬の散歩は3密になりにくのでそれほど変わらないのでは。
- ペットは家族であるという認識はコロナ以前も以後も変わらないから。
- もともと田舎暮らしなので、散歩に行っても人と会うことがほとんどなく今まで通り散歩できるため。
- もともと家で仕事をしているので変化はない。
- 環境の変化にとても弱い犬たちにとってそれらを変えることは心身の健康にとても悪いから。
- 自身の生活が劇的に変わらなかったため。
- 散歩の時間帯の変更以外は病院にも必要であれば出掛けたので今までと特に変化がなかった。
- ペットの健康や飼い主自身の健康には以前から十分留意していて、コロナ禍やその後においても変わらないから。
変わった/変わっていくと思う
- ペットと一緒にいる時間が増えるから。
- お留守する時間が減ったのでたまに会社に行って帰ると拗ねている。喜んでもくれないし、尻尾も振ってくれない。一方で、買い物に行こうとすると自分も行けると思って喜んだりして、ペットの変化が大きい。
- 人だけでなくペットにも感染することがわかったから、今まで以上に気をつけた生活を心がけている。
- 今までは外出していて家にあまりいなかったので、触れ合う時間が少なかったけど、在宅する時間が増えたことで触れあう時間が増えた。
- ペットや人との感染対策を考えるようになった。
- トリミングに出せないので、自分でカットしたりするなど、細かいところで変化があった。
変わったと思うが終息すれば元に戻っていくと思う
- 収束すれば生活も元に戻るから。
- 終息後は、ペットとの触れ合いに割ける時間が少なくなると思う。
- おそらくペットに割ける時間が少なくなるから。
- 長期になるかも知れないが、あまり深刻に考えないようにしたいから。
- 終息後は、時間がなくなり、余裕がなくなるなど元に戻ると思う。
- 犬の理想的な生活を守るために終息後は元に戻したい。
まとめ
今回は、コロナ禍でのペットとの生活の変化を聞いてみました。
コロナ禍の在宅勤務により、ペットとの生活が大きく変わった方が多いことがわかりました。印象に残ったのは、ペットと一緒にいる時間が長くなったことで、今まで以上に世話ができたり、癒されたりした方が多かったことです。
また、コロナ感染に関しては、ペットは家族のため、子供がいらっしゃる家庭と同様に、密をさけたり、消毒を徹底したりしているようです。
今後も状況は変わっていくと思いますが、皆さん気をつけて、ペットと仲良く暮らしていってください。
運営会社:イオンライフ株式会社
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